【村松辰真さん】会社員をやりながらでも、やりたいことをできると証明したい!

今回は、大手IT企業でお勤めをしながら、静岡県の浜松市に地域に密着したサッカークラブ「RENDIR浜松」を設立した村松辰真さんにお話を伺ってきました。

 

大手IT企業に就職して、順調にキャリアを重ねてきた村松辰真さんが、なぜサッカークラブを設立しようと思い立ったのでしょうか。

村松辰真さんの人生を紐解いていきます。

 

村松辰真さんが代表を務めるRENDIR浜松の情報は以下のリンクからチェックしてみてください。

・RENDIR浜松HP
https://rendir-hamamatsu.com/
・RENDIR浜松Facebook
https://www.facebook.com/RendirHamamatsu/
・RENDIR浜松Twitter
https://twitter.com/RendirHamamatsu
・RENDIR浜松Instagram
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入社時、偉い人に直談判をして企画部へ配属!

ー「ヒトの働きかた図鑑」が始まりました。緊張はしておりますか?

 

村松辰真さん(以下、村松さん): ワクワクしていますね。楽しみです。

 

ー良い感じですね。それでは、現在の活動を教えていただいてもよろしいでしょうか?

 

村松さん: 富士通でデジタルマーケティングのお仕事をしているんですけど、並行して地元のサッカークラブのオーナーをしております。

 

ーキャリアの最初から現在のお仕事をされていたのでしょうか?

 

村松さん: そうですね、大学を卒業して最初の会社が富士通でした。ただ、最初はとにかく企画がやりたくて。富士通という会社の中で自分の実力がどんなものか試してみたいとずっと思っていました。

 

ー希望が通って企画部にはスムーズに入れたのですか?

 

村松さん: それがですね、元々は企画部という配属はなかったんです。そこで、かなり偉い方に直談判して「僕を企画に入れてくれ」と。そしたら「面白いね」と配属の枠を作っていただきました。

 

ー当時、新入社員だった村松さんの熱意が伝わったんですね。なかなか新入社員の直談判を聞いてくれるところはないですよね。

 

村松さん: そこが富士通という会社の良いところだと思います。実績とかあるわけではないんですけれど、熱意とかを汲み取っていただいたんだと思います。

 

ー枠がないところからスタートさせたというお話は、本当に色々な方の参考になると思います。もうその頃にはサッカーチームを立ち上げていらっしゃったんでしょうか?

 

村松さん: サッカーチームは、元々大学1年生だった時に立ち上げたサッカー・フットサルのサークルが原型になっているんです。OBというか関わりをずっと持っていたんですけれど、社会人チームを作ろうと思ったのはもっと後の話です。

 

サッカー経験はないけど、ただやりたいからサッカーサークルを作った!

ーサッカーは小さい頃からされていたんですか?

 

村松さん: いえ、実は経験がなかったんです。部活もサッカー部ではありませんでした。小学校の時は、親の勧めなどでサッカーをやったことはあったんですけどね。サッカーが本当に好きになった瞬間は、ヨーロッパのアーセナルというクラブチームの試合をたまたま観まして、アンリ選手やベルカンプ選手のプレーに惚れ込んでしました。サッカーってなんでこんなにかっこいんだろうと。地元が静岡の清水の方なので、清水エスパルスの試合を観るのも好きだし、自分がサッカーをするのも好きになっていきました。

 

ーちなみに、アーセナルというクラブチームを知ったのはいつ頃だったのですか?

 

村松さん: 小学生か中学生ぐらいの頃だったと思うんですけど、実はそれも変なキッカケだったんです。当時、TVゲームがすごい好きで、ゲームのお店に行って中古のゲームコーナーにウイニングイレブン(サッカーゲーム)が100円で売っていたんです。ちょっとやってみたいと思ったので、100円で買って。

最初は日本代表を使っていたんですけど、飽きてしまって強いチームを使ってみたいなと思ったんですね。当時、強かったフランス代表を使っているうちに、次第にクラブチームに興味を持ったんです。名前順に並べるとアーセナルというチームが一番最初に出てくるんですよ。それで、とりあえずアーセナルを使ってみたところ、フランス代表の選手がいっぱいいて、「なんか知ってるぞこのチームと」。実際のサッカーの試合をテレビで観てみたところ、「なんだこれは。美しい。。。」と、感動しました。

 

ーサッカーの試合を観て、美しいという表現の仕方、良いですね!実際にやり始めたのは大学に入ってからだったんですか?

 

村松さん: 僕はサッカー部の経験がないので。でも、大学に入ってサッカーはやりたくて、色々な同級生を捕まえては「オレ、こういうことやりたいんだよね。自分で立ち上げるから一緒にやろうよ〜」と言っていたんですよね。そしたら「しょうがないな」と乗ってくれて。徐々に巻き込んでいきました。

きっかけは、本当にただやりたいからだったんです。

 

ー大学でサッカーをやりたいから、今あるサッカーサークルを探そうではなくて、自分でサッカーサークルを作ろうになったんですね。

 

村松さん: これは僕の感覚なんですけど、大学ですでにあるサークルだと経験者が多いんじゃないかなと思っていて。僕みたいな初心者でも経験者でも上下関係なく楽しめるサークルがあったら、それってサイコーなんじゃないかなと思っていて、だから一から作ろうかなと。代表が初心者って面白くない?って。

入ってきた人も、初心者も経験者も半々くらいになりました。高校でもすごいやっていた子たちがサッカーを教えてくれて、僕たちを含めてボールをまともに蹴れない人がたくさんいて。

 

ー代表がサッカーをやったことないってサークルに入るハードルが下がりますよね。

 

村松さん: 後の世代も、代表も含めて初心者がたくさんいるということで入ってくれる方も多くて、大学で一番大きなサークルになりました。各世代に10人〜20人とかいるので、結構な規模になっていそうですね。OBも含めて300人に近いかもしれません。ただボールが蹴りたかった、サッカーがしたかっただけなんですけどね。

 

ー大学生の頃から、プロサッカーチームを作ろうと考えていたんですか?

 

村松さん: 全くなかった訳ではありません。ただ、「プロサッカーゲームを作ろう」というゲームがあるじゃないですか?あのイメージぐらいしかなくて、遠い世界の夢というか、憧れのようなものでした。この仲間でまた何かできたら将来すごく楽しいだろうなーぐらいの。

 

ーそれが具体的になり始めたのはいつ頃なのでしょうか?

 

村松さん: えっと、富士通で働きながら、社内ベンチャーみたいなことを自分でやりはじめたことがあったんですよ。それが、今は分社化してスポーツの映像解析系の会社として富士通グループにあるんです。その仕事をしている中で、やりたいことをちゃんと仕事とかのカタチにできることを実感しまして、本当に自分のやりたいことは何だったんだろうと考え始めました。

 

ー会社でできたからこそ、次は自分のやりたいことをしようというお話になったんですね。社内ベンチャーはどのようなキッカケで始められたんですか?

 

村松さん: 企画のチームの中に先輩がいて、二人で社内のコンピテションに応募しようというお話になって、スポーツの分析サービスを出したところ、社長から賞をいただきました。先輩がリードしてくれつつも、自分は実務や技術の方をメインでやっていました。実際にすごく良いものができたので、これはいけるな、こういうことができるんだと。自分が起こしたアクションで、社会へインパクトを与えられたり、誰かをハッピーにできることを実感できました。

 

ーちなみに、どのようなサービスだったんでしょうか?聞いても大丈夫ですか?

 

村松さん: 詳しくはお話できないんですけど、プロ野球の世界で今も使われているサービスですね。一時期、パリーグさんが対戦検索というサービスをされていたんですけど、それの元となる技術を作りました。映像を自動でタギングして、情報を付加することで映像を検索しやすくする。例えば、あるピッチャーとあるバッターの対戦シーンを検索すると、過去に遡って全部出せる。ピッチャーの投球分析や、バッターのスイングも分析できますね。

 

ーチームとしては戦略分析、戦術分析ができる。選手にとっては苦手克服や長所を伸ばすことができると。素晴らしいサービスですね。

 

村松さん: メジャーリーグに持っていくこともしていました。面白かったですよー。

元々、スポーツに関わって生きていきたいとは考えていた訳ではなかったんですけど、歩いてきた道を振り返ってみると、スポーツに関わりが多かったかなと思いますね。

 

ー話をサッカーチームに戻しますね。話が面白くてつい脱線させてしまいました。笑 クラブチームはどのような経緯で作り始めたのでしょうか?

 

村松さん: 自分の心の中の話をすると、静岡県の浜松市に仕事やプライベートで行く機会がよくあったんですね。その時に、だんだん街中に人が減ってきているなと感じていたんです。商業施設も減ってきていて、産業も減ってきているなと思っていて、寂しい気持ちを持っていました。一方で、大学の方ではOBや現役も含めて仲間たちが、僕の動きをよく見てくれていたんですね。「あの人また面白ことしているのかなー」って。笑

自分の後輩たちに何か見せられるものを作っていきたいという想いが高まってきたのと、実現するために絶対に力を貸してくれる仲間がチームにいる。そして、僕らが生まれ育った浜松という町に何か貢献したいという想いがあったので、クラブチームを通してまちづくりに関われたら良いなと考えました。そこで、「やろう!」と。

 

ーサッカーチームを作ろうと思っていた訳ではないのですね。大学でのことや地域で貢献したいという想いがまず最初にあって、それが結果としてサッカーチームというカタチになったと。

 

村松さん: そうですね。カタチとして「これだ!」と思いました。

みんなに愛されるチームが、クラブチームのあるべき姿!

ーサッカーチームの現在について教えていただいても良いでしょうか?

 

村松さん: 僕がオーナーをしているサッカーチームがRENDIR浜松です。2019年に社会人チームを立ち上げて、リーグ戦に参入したのが今シーズンなんですよ。本当は、今年(2020年)の4月から静岡県の西部リーグが始まって、勝ち上がればJリーグが見えてきたんですね。Jリーグを目指してみんなで頑張っていこうぜ!と準備を始めていました。まちづくりにも貢献したいので、浜松の商業施設で元々関わりがあった人たちと一緒に何かできないかを考えていました。例えば、ビアバーとスポーツチームをコラボして何かできないか、飲食店とコラボして何かできないかと、僕が浜松に赴いて色々な方に提案をしていました。クラブの方は、想いに共感してくれる人を集めたりして、チーム作りを進めていました。

 

ー同じ想いを持った方であれば、サッカーチームの選手としても、運営としても新しいメンバーを募集中ということですね?

 

村松さん: ぜひ!なかなか資金のところでは心もとないんですけど、想いに共感してくれる方であれば、完全にウェルカムです。一緒にやりましょう!

 

ー勝つことにも、地域貢献にも目を向けているのが素敵ですね。

 

村松さん: ありがとうございます!実は参考にしているチームがあるんです。新宿にクリアソンという関東一部のチームがあるんですけど、そこの岡本さんという元々ジュビロ磐田の選手と縁があり、浜松出身だったんです。

僕の地元とも近く、意気投合しました。力だけでもダメだし想いだけでもダメ、両方がないとクラブもまちづくりもうまくいかないんだというお話をいただいて、その話がとても腹落ちしましたね。今でも大事にしています。

 

ーお話を聴いていて、本当に周りを巻き込んでいく力があるんだなと感じました。

 

村松さん: 周りに恵まれているとしか思えないですね。僕が、というよりも周りの方々が良いご縁をくれたり、僕のことを想ってくれたりと素敵な方が多いんですね。

 

ー素敵ですね。サッカーチームの情報はどこから得ることができますか?

 

村松さん: ホームページ、Facebook、Twitter、Instagramを活用しています。ネットで検索すると、大学のサークル側のページも出てくるんですけど、ちょっと調べていただけると社会人側のページも出てきます。興味がある方、想いがある方、一緒にJリーグを目指しましょう!

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ーJリーグまでの計画はどのように立てているのでしょうか?

 

村松さん: Jリーグまで最短で11年かかるんですね。毎年ずっと勝ち続ける必要があります。僕が今31歳なんですよ。スタジアムを作る期間も入れて19年、僕が50歳になるまでにJの世界に入りたいと思います。もっと早くできたら嬉しいんですけど、あんまり無茶をせず、想いだけでなく力もつけながらやっていきたいと思っています。

19年後に、静岡にRENDIR浜松という名前を轟かせてるかもしれないですね、いや、轟かせたいですね、いや、轟かせます!

 

ーおぉっ、宣言していただきました!

だいぶ残りのお時間が少なくなってきてので、最後にこれからのことをお話いただけると嬉しいです。

 

村松さん: 会社員というキャリアは続けていきたいと思っています。会社員をやりながらでも、自分のやりたいことはできるんだということを、僕の人生をもって証明したいなと考えています。

 

ーパラレルキャリアという言葉がありますよね。まさに体現者になると。

 

村松さん: ちょっとカッコつけてますかね。笑

もう一つは、クラブチームについてです。サッカーチームは町の一員にならないといけないと考えているんです。まずは町のことに最初にフォーカスを当てて、そこにいる人たちが経済的にもエンターテイメント的にも豊かになって、そこにクラブチームが存在しているのが良い状態だと思います。

クラブチームが一つのハブになって町の人たちをつなぐ。他の地域から来た人が、町で飲食をしてくれて浜松が元気になったりというイメージですね。

 

みんなに愛されるものじゃないとうまくいかないんじゃないかなと考えていて、それがクラブチームのあるべき姿だと思うんですよね。もちろんサッカーチームとしての強さも大事なんですけどね。

でも、それだけじゃなくて町にいることがみんなに認められるクラブチームを目指しています。

 

ー村松さん、素敵なお話をどうもありがとうございました!

 

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ヒトの働きかた図鑑ラジオ

インターネットラジオ局RadiCroさんで放送された「ヒトの働きかた図鑑」。

記念すべき第1回を飾ったのが村松辰真さんです。(2020年5月5日に放送)

 

音声でお聴きになりたい方は、以下のアーカイブからお楽しみください。

 

RadiCroさんへはこちらからどうぞ!
http://radicro.com/program/hatarakikatazukan.html

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