【西田紘人さん】小さい頃からの夢「社長」にこだわらずとも、今はヒトに影響を与える仕事をやっていきたい!

今回は、会社員をされながら、副業をキッカケに自分の本当にやりたいことに気づいた西田紘人さんにお話を伺ってきました。

 

西田紘人さんが、当初考えていた自分のやりたいことは?そして、本当にやりたいことはなんだったのでしょうか?

西田紘人さんの人生を紐解いていきます。

自分で会社を経営したいと思い、学生時代はベンチャーばかり受けていた!

ーヒトの働きかた図鑑を始めていきたいと思います。まず最初に、簡単に自己紹介をお願いできますか?

 

西田紘人さん(以下、西田さん): はい。私は今大手の人材派遣会社で働きながら、副業として若手の20代や30代のキャリアプランの相談に載っています。生き方を支えることだと思っています。ちょっと大げさなんですけどね。笑

若手の方は、今まであまり良いニュースがなく、暗いニュースばかりですよね。自分で生きかたを考えていかないといけない状況です。それこそお仕事のこと以外にも、住む家だったり、保険だったりなどの生活を支えていく基本の部分ですね。

 

人生100年時代と言われ、健康寿命をどのように担保していくのかというお話が色々なところで話されていますが、じゃあそれをどう支えていくのかは誰も分からない状況です。

特に、自分が若いと当然のように健康なので、不健康になった姿を想像できない。未来を見据えたとしても、どうすればいいんだろうって悩みを抱えてる方がすごく多いのかなという問題意識から活動を始めたって感じですね。

 

ーいろいろ聞きたいことが盛りだくさんです。笑 では、現在の活動は学校を卒業してからずっとされているお仕事なのでしょうか?

 

西田さん: 今の仕事は、卒業してからではありません。最初は、大手通信会社の代理店のようなベンチャー企業で、電話回線の法人営業をしていました。

学生の時は、正直なところ就職活動に対してやる気があまりなかったんです。履歴書を書くのも嫌いでしたね。当時、履歴書用の写真を20枚撮ったんですけれど、3000円もかかったんですね。20社に提出してダメだったら別の方法を考えようと思っていました。まずは10枚だけ書いてみたところ、一番最初に内定もらった会社に行ったっていうカタチです。

 

ーつまり、20社分用意していたけど、その半分で決まったということですよね?

 

西田さん: そうですね。まあ、当時受けていたのがほとんど全てベンチャー企業でしたから。あまり採用に時間がかからないようなところを受けていたっていうのもありましたね。もともと、自分自身で会社を経営したりとか、自分で何かをすることにすごく興味があったので、大学の学部も経営学を専攻していました。

そのような背景もあって、ベンチャー企業の方が自分の学びたいことを学べるのではないかなと考えていました。まあ、大手企業の志望動機をしっかり書いたり、自己分析をするのがあまり好きではなかったというのも大きいですね。笑

当時、自己分析をしなくたって、やりたいことを思って近道を探せばいいんじゃないかと楽観的な思考で考えていました。

 

ー早くから独立心みたいなものをお持ちだったのですね。

 

西田さん: そうですね。いつからかはあまり覚えていないんですけれど、小さい頃から「社長がかっこいい」とか、何かそういった憧れみたいなものがありましたね。大学を選ぶときも、経営学以外に興味がないって言ってしまうと語弊があるのですが、どうしても学ぶならそういう自分が好きなことを学びたいと思って選びました。

ただ、まあこれは結構恥ずかしい話なんですけど、私は元々静岡出身で、上京してきて東京の大学に来たということもあり、しっかり勉強したというよりは、遊びに傾倒したっていうのが正直なところだったりします。笑

なので、学生時代で起業に向き合ったのが、就職活動を始める3年生の終わりぐらいからでした。起業の準備をする時間もないので、まずはベンチャー企業に入って「会社とは」というところを学ぼうと切り替えることにしました。

 

ー独立を視野に入れての就職だったと思うのですが、当初に考えてたベンチャー企業のイメージ通り「会社とは」を学べましたか?

 

西田さん: そうですねー、正直すごく泥臭いベンチャー企業が多いのかなということが学べました。売り上げの追求はもちろん、一件一件のクライアントに向き合う姿勢や、スピード感を求められながらも泥臭く感情に訴えていくというスタイルは、自分の中ではギャップでしたね。

ドラマで観るような、綺麗なオフィスでみんなポロシャツを着て颯爽を仕事をするみたいなところをイメージしていたので。笑 実際は、雨の日も関係なく外に出て行って、壁にも目標の数字が書いてあって、絶対に達成するんだみたいな体育会系のようなノリで愚直に進んでく。

内定もらった後に、会社の中を簡単に見せてもらったりはしていたんですけど、そこで見ることができる会社の姿って本当に一面でしかない。その時は、上司も優しかったりするのですが、それだけじゃ見れない側面は多々あったかなという印象ですね。

 

ーそちらの会社は何年ぐらいお勤めになったのですか?

 

西田さん: 年半もいかないぐらいですね。入社した時も、具体的に自分が1年後どうなっている、3年後にどうなっているといったピジョンはあまり描いていなかったです。まずは、会社に入って色々とやってみてどうなのかという状況でしたね。会社を辞めたタイミングは、実は東京から沖縄に転勤をしていたタイミングだったんですね。

元々、就職活動の時に受けていたベンチャー企業の中でITエンジニアを受けていました。IT業界への憧れもあり、エンジニア職というものにどうしてもチャレンジしてみたくなったんです。

当時、私は24歳だったのですが、新しい技術やスキルを身につけ、専門職を目指すには25歳ぐらいまでがデッドラインという話をよく聞いていたので、このタイミングが最後のチャンスかなと思って転職に踏み切ったという感じですね。

 

ーITエンジニアには当初から関心があったのでしょうか?

 

西田さん: そうですね。就職活動の時、これから自分が起業して社長をやることを考えた場合、どういった業界でやるのが一番いいんだろうって考えていたんですね。ニュースや周りの友人との話から、IT業界がこれから非常に伸びてくるとわかったんですね。

当時、Facebookがすごく伸びていた時期だったので、まあ自分もああなりたいと。笑 すごい単純なんですけれど、そこで一気に興味を持ち始めましたね。笑

転職先では、インフラ系のエンジニアとして保守に関わっていました。例えば、大きい企業さんの社内の専用システムを構築・保守を行なっておりました。

 

ー最初の法人営業のお仕事とは仕事内容・職場環境がかなり違うところに転職されたんですね。

 

西田さん: そうですね、エンジニアの方が落ち着いてゆっくりとした環境の中で働けましたね。逆に、1社目を激しい職場を経験したことで、2社目についてはギャップはありつつも自分の中ではすんなりと受け入れられたのかなって思います。

すでに1社目で、入社前のイメージと働いたときのギャップはあるんだなっていう経験があったので、さすがにエンジニアも映画やドラマのような華やかな世界ではないとわかっていました。笑

まずここから再出発の一歩目かなと思い、自分の中でしっかりと覚悟を持って転職先の会社に入っていたので、すんなりと2社目には馴染んでいけました。

やらない後悔よりも、やった後悔で笑い話にしていきたい!

ー起業に向けての準備期間という意味合いもあったのでしょうか?

 

西田さん: そうですね、起業したいという想いはずっとあったんですけれど、「じゃあ、何がしたいんだ」っていうのが自分の中になかったんですね。それだったら20代のうちは、自分が興味のあることや、自分がやってみたいと思ったことをやれるチャンスなのかなって考えるようになりました。

 

ー興味ある事を色々やってみて、自分のやりたいことかをチェックしていったということですか?

 

西田さん: そうですね、自分の中でもやらないで諦めるよりもやって諦めた方がいいのかなと思っていました。やらない後悔よりやった後悔の方が、いつか笑い話にもなりますし。笑

自分の中でも腹落ちするのかなって思っていて、行動基準としてずっと決めていることではありますね。

 

ーなるほど。様々なことをやってみて、いよいよ起業への一歩を踏み出すことになったんですね。

 

西田さん: はい、2社目の最後の1年にいた現場がとても良かったんです。どういうことかと言うと、残業がなく、5時半ぐらいに帰れたので、自分の時間がたくさんできたんです。

 

1社目のベンチャー企業は、あまり休みがなく働いていて過酷でした。エンジニアとして入社した2社目の会社も、最初の数年は夜勤があったりと、なかなか自分の時間が取れない状況が続いていたんですね。休みの日も息抜きで終わってしまい、自分と向き合うことがなかなかできていませんでした。

 

ところが、退職前の現場にうつってから急に時間ができたものですから、今度は「特にやることがない。どうしよう?」って。笑

その時に改めて「なんで私は東京に来たのか?」を考えたところ、もう一度起業に挑戦してみようと思うようになりました。やらない後悔よりやった後悔ですよね。起業の準備のために、今の会社へ転職することを決心しました。

 

ー時間ができたからこそ、自分のことを考えることができたんですね。どのようにして自分と向き合ったのですか?

 

西田さん: 僕の場合は、就職活動の時に本当にまったく自己分析をしなかったので、就活をやり直したというイメージが近いと思います。笑

例えば、自分が小さかった頃何がしたかったか?、小学生・中学生・大学生の頃の夢は?、その当時に思い描いていた自分の生活は何だったのか?、そういったところを改めて実際に自分で書いてみました。

 

口だけではなく、文字にして可視化して見ることで、何か自分の中でやりたいことですとかも共通点みたいなことすごい抽象的なことかもしれないんですけれどそういうのは見えてくると思うんですね。

自分のやりたいことの共通点を見つけ出して初めて、次の一歩が踏み出せるんじゃないかと思っています。

 

ー自己分析の本質を話していただいたような気がします。

 

西田さん: 私も、たまたま本を読んでいて、自己分析をやった方がいいんじゃないかなと思って始めたので、そこまで深くは考えていなかったんですけどね。笑

やりたいことは社長ではなく、色々なヒトに影響を与える仕事だとわかった!

ー現在のお仕事と副業のお話を伺ってもよろしいでしょうか?

 

西田さん: 元々、今の会社に転職をする際に、転職支援をされている方に相談したんです。その方に「西田さん、起業をしたいそうなので、まずは自分で稼ぐことにチャレンジするのはどうですか?」と言われ、転職もしながら副業を始めることになりました。

その方も、前職のエンジニアをやっていた時のたまたま席が隣の方に教えていただいたので、転職しようと思って話を聞きにいった2人目で良いアドバイスをいただけたことになりますね。ヒトの縁なのかなと思いますねー。

 

ーお話があってから、すぐに副業を始めたのでしょうか?

 

西田さん: いや、初めて会った方とすぐに踏み込んで決心はできませんでした。ただ、その方自身も企業で営業をしているので、色々な社長さんとつながりがあり、交流会や忘年会に誘ってくださったんです。副業というよりは、ただの交流会に行っている感覚でしたね。

今は、交流会で声をかけていただいた社長さんの会社に転職をして、派遣会社の出向のようなカタチで仕事をしています。その会社がまだベンチャー企業ということもあり、営業もいなかったりしたので、「もう一度、営業を勉強してこい」ということですね。

どちらかというと、今は副業というよりも本業に重きをおきながら日々活動していますね。

 

ー色んなタイミングが重なったんですね。

 

西田さん: そうですね。とは言っても、自分自身というブランドと言いますか、自分の価値を高めることも凄く重要なことだと思っているので、徐々に徐々にですが自分の中での比重は変えていきたいなと思っています。

年を重ねていくうちに、自分の中の価値観やマインドが固定化されている感覚があったので、副業をキッカケに色々なヒトと会おうという気持ちになったこと自体が大事だなと思いますね。

 

ー素敵なお話をありがとうございます。残り時間が少なくなってきてしまいました。最後に、今後やっていきたいことや目指してる姿を伺ってもよろしいでしょうか?

 

西田さん: はい、小さい頃から夢見てきた社長になりたいっていうのもあるんですが、他にもいろんな夢があったんですね。例えば、日本の大統領になりたいとか。笑

当時は本当に馬鹿だったので、日本に大統領という職業があると思ってたんですよね。笑

 

ドラマや映画も含めて、小さい頃からいろんなことに影響を受けて、いろんな夢を持ってたんですけれど、ずっと続いていたのは「人に影響を与えたり、自分が知らないところで人に影響を与えていること」でした。

学生時代の自分を振り返ってみると、色々な人に影響を与えるという意味で社長になりたかったんだろうなと思います。今は、起業を視野に入れつつも社長というカタチにはこだわらず、ヒトに影響を与える仕事を探していけたらと考えています。

人材派遣のお仕事も、目の前にいる個人やスタッフの方に直結しているため、すごく大変ではあるんですけれども自分のやりたいことと合致していると思います。今後は、さらにどんどんその場を広げていきたいなと考えています。

 

ー西田さん、どうもありがとうございました。

 

西田さん: ありがとうございました。

ヒトの働きかた図鑑ラジオ

インターネットラジオ局RadiCroさんで放送されている「ヒトの働きかた図鑑」。

第3回にご登場いただいた西田紘人さんには、学生のうちから起業というエピソードを語っていただきました。(2020年5月19日に放送)

 

音声でお聴きになりたい方は、以下のアーカイブからお楽しみください。

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http://radicro.com/program/hatarakikatazukan.html

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